BASICヘルプの補足

 十進BASICの言語仕様はヘルプの「JISとの相違」に定義されています。

 ヘルプ本文の記述は概要あるいは一例です。
各文の文法・動作の詳細はJIS規格を参照してください。
また,あまり使われそうもない命令はヘルプ本文では省略しています。

規格を読む場合の留意点

十進BASICは,「中核」,「図形」です。
「部分集合中核」にのみ適用される規定は無視してください。
ファイルについては,十進BASICは「中核」です。「拡充ファイル」には対応しません。
図形については,規格で【 】でくくって書かれている内容も有効です。
ただし,細部については,ヘルプの「JISとの相違」で確認してください。

ヘルプにない構文の例

IF a=12 THEN 120 ELSE 200
OPEN #n: NAME s$, RECTYPE INTERNAL, RECSIZE VARIABLE LENGTH 127
SET #n: POINTER BEGIN, IF THERE THEN 250
PRINT #1,END:i,SQR(i)
WRITE #2,BEGIN, IF THERE THEN 260: "Hello"
READ #2,SAME:m,n 
ASK #n: NAME n$, ACCESS a$, RECTYPE t$, ORGANIZATION o$ ,RECSIZE s$ n
ASK #n: POINTER s$(1:0)
ASK COLOR MIX(n) r, g, b STATUS x

お願い

 ヘルプに記載のない命令はあまり使われることのない命令です。未発見のバグが潜んでいる可能性は否定できません。翻訳できない,あるいは動作がJISの規定と異なるなどの不具合を発見された方は,無害なものであっても必ずご報告ください。


JIS規格の閲覧

kikakurui.com X3003-1993
ブラウザからのコピペも可能。

日本産業標準調査会
「JIS検索」のページで,JIS規格番号に「X3003」と入力すれば Full BASIC 規格の閲覧ができます。
ただし,Adobe readerの環境設定で「pdfをブラウザに表示」のチェックを外してあると,いくら待っても表示されません。
また,IE9の場合,Adobe Readerのバージョンが古いとブラウザがクラッシュします。

印刷されたJIS規格票は,日本規格協会で購入できます。


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