MAT REDIM
配列の添字の上下限を再定義する。
等号を持つMAT文に上下限再定義を書いても下限は変化しないが,
MAT REDIM文を用いると配列の上限,下限が指定通りに変化する。
ただし,MAT REDIM文を実行しても配列要素は初期化されない。
例
OPTION BASE 1
DIM A(10)
MAT A=ZER(0 TO 4)
とすると,Aの添字の範囲は1から5までになるが,
MAT REDIM A(0 TO 4)
では,Aの添字の範囲は0から4までになる。
<Note>
この文はJIS規格外であるので,添字の下限を変える必要がある場合にのみ使用することが望ましい。
添字の上限の変更は,
MAT A=ZER(n) (Aが1次元配列のとき)
MAT A=ZER(m,n) (Aが2次元配列のとき)
でできる。
<参照>mat文