MAT READ文 ☆☆
MAT READ 配列名 ,配列名 ,… ,配列名
MAT READ文は,DATA文で定義されたデータ列から配列に読み込む。次元数が2以上の配列の場合は,後方の添字が早く変わる順に読み込む。
例
10 DATA 1,2,3,4
20 DIM A(2,2)
30 MAT READ A
を実行すると,A(1,1)=1,A(1,2)=2,A(2,1)=3,A(2,2)=4となる。
MAT READ 配列名(数値式)
実行時に配列添字の上限を変更する。
添字の下限はOPTION BASE文での指定に従う。
MAT READ 配列名(数値式 TO 数値式)
実行時に配列添字の上下限を変更する。
例
10 DATA 1,2,3,4,5,6
20 DIM a(10)
30 LET m=-2
40 LET n=3
50 MAT READ a(m TO n)
を実行すると,a(-2)=1,a(-1)=2,…,a(3)=6となる。
<Note>
(1)2次元,3次元の配列に対しても同様のことができる。
(2)MAT文とは添字の下限の扱いが異なる。