マイクロソフト系BASICとの相違

N88BASICとのその他のおもな相違点
 変数はプログラムの実行ごとに初期化される。
 配列の次元をプログラムの実行中に変えることはできない。
 DEF文の定義をプログラム実行中に変えることはできない。

N88BASICの特殊命令修正のヒント

CLS
 CLSは画面消去の命令。clear文で代用できる。
 ただし,描画前に実行する CLS は無視(削除)してよい。

CONSOLE
 通常,無視(削除)して支障ないと思われる。

SCREEN
 SCREEN 2は,640×400の白黒モード。
 SCREEN 3は,640×400のカラーモード。
 描画領域の大きさを640×400にしたければ,
 SET BITMAP SIZE 640,400
 SET WINDOW 0,639,399,0
に置き換える。

CLEAR
 N88-BASICのCLEAR命令は,変数を初期化するために用いられることがある。プログラムの最初に書いてあるCLEARは削除しても差し支えないであろう。なお,N88-BASICのCLEAR命令とFull BASICのclear文とは別物。

COLOR
  COLOR n は, SET TEXT COLOR n に変更。
  COLOR ,,,n は, SET LINE COLOR n に変更。
ただし,色番号は,0 白,1 黒,2 青,3 緑,4 赤,・・・

LOCATE
 LOCATE a,bは,桁位置a,行位置bへのカーソル移動。
  LOCATE a,b
  PRINT 〜〜
 を
 SET WINDOW 0,80,39,-1
 PLOT TEXT, AT a,b:〜〜
 に修正する。
 (注) 〜〜が数値式の場合は, PLOT TEXT, AT a,b: STR$(〜〜) に修正する。
   PRINT USING "###";〜〜 の場合は,PLOT TEXT, AT a,b, USING "###": 〜〜


GET@,PUT@
 GET@(x1,y1)-(x2,y2), B
 ・・・・
 PUT@(x1,y1), B, PSET
 は,
 OPTION BASE 0
 DIM B(639,399)
 MAT B=ZER(x2-x1, y2-y1)
 ASK PIXEL ARRAY (x1,y1) B
 ・・・・
 MAT PLOT CELLS, IN x1,y1; x2,y2: B
 に置き換える。

<参照>Microsoft BASICグラフィックス命令修正の要点 inserted by FC2 system