INPUT文 

INPUT #経路番号 : 変数, 変数, … , 変数
 ファイルから指定された変数に入力する。
 変数名並びに複数の変数名を書いたとき,データはコンマで区切る。
 通常,INPUT文の1回の実行でファイルの1行のデータを読む。
 ただし,末尾がコンマであるとき,次行に続くものと解釈する。

LINE INPUT #経路番号 : 文字列変数
 ファイルから1行の内容を読み込む。

INPUT #経路番号 : 変数,変数,…,変数 ,SKIP REST
 入力行中のデータが余るとき無視する。

INPUT #経路番号 , IF MISSING THEN EXIT DO : 変数, 変数, … , 変数
LINE INPUT #経路番号 , IF MISSING THEN EXIT DO : 文字列変数
 ファイルの終りを越えている場合,EXIT DO文を実行する。
 EXIT DOのかわりに,EXIT FOR,または,行番号を書いてもよい。

LINE INPUT #経路番号 , TIMEOUT 数値式 : 文字列変数
 指定された秒数以内に入力応答がないとextype=8401の例外状態になる。


MAT INPUT #経路番号 : 配列,配列,…,配列
 入力に使用するファイルには,1行に全要素をコンマで区切っておく。2次元配列,3次元配列の場合,後方の添字が早く変化する順に読み込む。
 入力に使用するファイルは,末尾にコンマを書けば1個のMAT INPUT文で読むべきデータを複数行に分けて書いておくことができる。
<Note> 配列名を2個以上書いた場合でも,入力データはすべてコンマで区切る。

Aを1次元配列名とする。
MAT INPUT #経路番号 : A(?)
 コンマで区切られた要素をAに読み込む。Aの上限は読み込まれた要素の数によって変化する。

<参照>
 INPUT
 INPUT TIMEOUT
 INPUT ELAPSED
 LINE INPUT
 MAT INPUT


<参考>十進BASIC Q&A 行末にコンマがあるテキストファイルを読む

inserted by FC2 system