実行結果がおかしい

変数名の綴りの誤りに注意

変数名の綴りの誤りは翻訳時のエラーになりません。
同じ名前の変数同士を同じ変数と解釈するので,同じであるべき変数名のうち一つでも間違っていると正しく動作しません。

ステップ実行で追跡する

をクリックして実行を開始すると,デバッグ窓を表示します。
変数の一覧が出るので,使ったはずのない変数名がでてきていないか,確認してください。
変数のリストに問題がなければ,1ステップずつ実行して,変数の値が意図の通りに変化するか確認してください。

Microsoft BASICの!に注意

Full BASICでは!は行末注釈の開始を意味します。たとえば,

10 PRINT 10!*20!
20 END

を実行すると,結果は10になります(200ではない)。

Microsoft BASICの予約語ではないか?

 INKEY$,CSRLIN,ERL,ERRなど,Microsoft BASICの引数なしの組込み関数名の多くが十進BASICでは単純変数名とみなされます。それらの初期値は,空文字列または0です。

LET S$=INKEY$

を実行すると,s$に空文字列が代入される。


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