IF 〜 END IF と IF文

Full BASICのIF文には,複数行に書かれるIF 〜 END IF構文と,1行に書かれるIF文とがあります。
Full BASICの文法では,IF 〜 END IF構文をIF区,1行に書かれるIF文を(単に)IF文といいます。

IF区
IF文
10 IF a=10 THEN  
20    LET a=0
30 END IF
10 IF a=10 THEN LET a=0

THENに続けて改行せずに命令文を書くと1行で書くIF文になり,END IFを書きません。その代わり,この形のIF文には命令文を1つしか書けません。

なお,1行に書くIF文には
IF 条件 THEN 文 ELSE 文
の形もあります。この場合も,条件が成立する場合,成立しない場合に書ける文はそれぞれについて各1個に限ります。

<Note>
Pascal,CやJavaなどでは改行は空白と同程度の意味しか持ちませんが, それらと異なり,Full BASICは行を基本の単位とする言語です。


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